お金は私の幸せを奪うもの。

この記事は5分で読めます

先回の記事の続き。

*****

11年前。。。

忘れもしない、
2006年1月7日、
もうすぐ8年になろうとしていた恋が
突然終わった。

「他に好きな人ができた。
その女と今日から一緒に暮らす」

そう言って、Kは出て行った。

私は、捨てられた。。。

*****

Kは最後に言った。

「俺はもう5年も待ったんだ。
でもお前はそれに全く答えてくれなかった。
あいつは、それに答えてくれたんだ。
俺はそれがすごく嬉しかった。だから好きになった」と。

私は初めて知った。
Kが私に本気だったんだ、ということに。

その頃の私は、
まだ私を生きていなかった。
他人の目を気にして、
いつもビクビクしてた。

だから私はずっと半信半疑だったんだ。
Kの気持ちも、私のKへの気持ちさえも。。。

私の心がどこにあるのか、
自分でもよくわからなかった。
ただ、Kとの時間はとても楽しく、居心地が良かった。

こうやって、なんとなく、続いていくのかな、と思っていた。

でも突然、終わりはやってきた。
私の全く想定外の状況で。。。

*****

「Kの気持ちがいつ離れてしまったのか?」

その問いで私が
辿り着いた答えがこれだった。

「借金を返し終わってからだ・・・」

・・・

・・・

・・・

私たちには、
ずっと借金があった。

きっかけは、
Kが友達の保証人を頼まれた、
ってところから。

一緒に暮らして
2ヶ月目のことだった。

その友達が姿をくらまし、
Kが借金を肩代わりすることになって、

その後に、
その友達の新たな借金がいくつも見つかって
Kが一人で返済できなくなって、

私は貯金60万を渡し、
私名義で借金を肩代わりすることもした。

そこから借金生活が始まった。
貯金を果たし、手元に現金がなかったから、
結局生活が回らなくなって、また借金。

返せど返せど
全く額が減らず・・・

今の状況で利息も含め返したら、
一体いくらになるんだ?
とある時計算したら、
総額700万になっていた。

私は一瞬にして青ざめた・・・
一体全体、何があったんだ?

なぜ、私はあんなに嫌だった
「借金」というものに手を出してしまったんだろう・・・

気づけば罪悪感と自己否定で私の心はいっぱいだった。

苦しくても
辛くても、
誰にも言えなかった。
私には借金がある、ということを。

唯一頼れるのは、
全てを知っていたKだけだった。

そして、
こんな借金を持ったまま、
Kに捨てられたら、私、もうやっていけない。
そんな思いもあった。

(今振り返るとこの頃の私、相当病んでいた。。。)

で、

7年半の歳月をかけて、
ようやく借金の返済が終わった。

私たち、
本当によくやってきたね、

と二人で褒め称えあった。
他人の借金から
自分たちも苦しくなったけど、
でも返し終わったよ、と。

これからいろんなところ行けるね。
これから楽しいこといっぱいできるね。
ようやく自由になったよ、私たち!

そう思ったのも束の間。。。

その頃から、
Kが度々”友達の誘いだ”
と言って飲みに行くようになった。

それから3ヶ月ぐらいの間に、
ドラマみたいな出来事が起こって、
Kは家を出て行った。

*****

「私は、騙された」
「私は、裏切られた」
「私は、利用された」
「私は、捨てられた」

もう、聞きたくない言葉が
頭の中をぐるぐる回った。

最後のドラマのような出来事が
もうほんと信じられないような話だったので、
Kの真実はどこにあったのか?

それすらもわからなくなった。

私の心はもうボロボロだった。
でもそんなボロボロの心を
誰にも見せる事が出来ず、

私はとにかく必死だった。
本当に必死だった。

そして、なんとか乗り越えてきた。

あの時、
乗り越えることができたのは、

「私はKが好き」

この気持ちをなかったものにしなかったから。

別れて初めて気づいた私の本当の気持ち。
そして捨てられたのに、
なくなることのなかった私の気持ちを大切にしよう。。。

そう心に決めたから。

その気持ちがあったから、
乗り越えられたんだけど、
乗り越えてきたと思っていたけれど、

その奥底には、

「苦しい」
「辛い」
「助けてほしい」

という本音がずっと押し殺されたままだったんだ

そして、
この時に、
私は強烈にこの思いを植え付けてしまったんだ。

「お金があると男は遊び周り、
他の女に手を出し、私はいずれ捨てられる・・・」

「お金は私の幸せを奪うもの」

*****

これに気づいた時、

”トモくんからの衝撃の告白”
というこの現実は、私のこの思いが創り出した

とういうことと繋がった。

*****

トモくんは
私が引き寄せた人だということは、
度々書いてきたけれど、

付き合ってまもなく、
トモくんは「借金がある」と
私に話してくれた。

私と出会う前に
事業をしていてそれがうまくいかずに
できてしまった借金。

「また、借金か・・・」

と思ったけれど、
それよりも、
トモくんは私の運命の人だ、
という思いの方が強くて、
それを何の障害にも感じなかった。

そして、
私たち二人はどんどん幸せになった。

だけど、
お金のことでは、
何かとうまくいかないことが多かった。

借金はどんどん減り、
我が家に入ってくる収入は
どんどん増えているのに、
なぜかカツカツの状況が続く・・・

「もっと循環していいはずなのに、
どうしてこうブレーキがかかるんだろう」
トモくんはいつも不思議そうに言っていた。

*****

今年トモくんと結婚して
丸8年になった。

そしてトモくんの借金も今年で終わる。
私たちの自由になるお金はどんどん増えていた。

そしてトモくんからの衝撃の告白。。。

Kとの付き合いも8年だった。
そして借金が終わったのは7年半。
その後にKは女を作って出ていった。

あの時と時間のサイクルも
ほとんど一緒。

「お金があると男は遊び周り、
他の女に手を出し、私はいずれ捨てられる・・・」

私の中に強烈にインプットされた思考は、
とても正確にその現実を創り出そうとしていたんだ。

お金のブレーキをかけて
お金が循環しないように、
カツカツにしてトモくんが遊びに行かないように、

何より、私が捨てられないように。

私はこの現実を無意識に創造していたんだ。

・・・・

・・・・

・・・・

もう、これに気づいた時、
私は起き上がることもできなくなっていた。

脱力だった・・・

私、ずっとこんな思いを抱えたまま
生きてきたのか・・・って。

あの頃の痛み、
私、全然、消化されてなかったんだ。

そして、私、
ずっとトモくんのこと信じてなかったんだ。

『お金が回り始めたら、
私はまた捨てられる・・・』

無意識に、
ほんと無意識に心の奥底で、
こんなふうに私はトモくんを見ていたんだ。。。

私はなんてひどい人間だ。。。

「罪悪感」と「自己否定」の嵐になった。

今までの私は、
一体なんだったんだ、って思った。
これまで私が語ってきたことは
全て綺麗事だったのか、

私はなんて最低の女なんだ。

トモくんは私のことをいつも愛してくれた。
なのに私は、
その愛を全然受け取れていなかったんだよ。
ずっと信じられなかったんだよ。

私はもう自分が嫌でたまらないよー
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

*****

そうやって、
思考をぐるぐるさせた後に

私が行き着いた答えはこれだった。

「私がどんなにひどい人間だろうと、
私はやっぱりトモくんが好きなんだ。
これからもトモくんと二人で人生を歩んでいきたい」と。

だから、私は、トモくんに話しにいった。

Kと別れた時の気持ちが
まだ癒えてなかったこと、

そこからずっと
トモくんも私を捨てて出ていくんじゃないか、
と思っていたこと、

その気持ちが
いろんな現実を創り出していた、

ということを。

*****

私の話を黙って聞いてくれた後、

トモくんは私のことを
ギューっと抱きしめてくれた。

そして言った。

「もう、安心していいよ。
もう大丈夫だから。僕はここにいるから」と。

ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

今、書いてても泣けてくる。

11年の時を超えて、
今、ようやくその時の心の傷を癒すことができた。

そして、
私は初めてトモくんのことを
心から受け入れることができた。

続く・・・

「瞑想CD:実験242日目」

POI

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。